500年の伝統つなぐ 石川・能登町宇出津で曳山祭 元気な木遣り唄が町に響く
地震で大きな被害を受けた能登町宇出津で曳山祭が行われました。
曳山の巡行は中止したものの子どもたちがお祭りを楽しみました。
この曳山祭は能登町宇出津で500年続く伝統の春祭りです。
毎年、高さ6メートルの大きな曳山が町内を巡行しますが、ことしは地震の影響で道路状況が悪いことから広場への展示のみとなりました。
代わりに子どもたちが小型のやまをひき、町内を回り元気な木遣り唄が町に響いていました。
■参加した子ども「たのしい!」
どんなところ楽しいですか?
「曳山引っ張るのたのしい」
■白山曳山保存会 山本樹 会長 「地震が発生した当初はお祭りのことなかなか考えられず、できるのかなって思いがあったんですけど、少しでも祭りの雰囲気を味わってほしいということできょう実現に至ったということです」
夏には、恒例のあばれ祭りを開催したいと準備を進めているということです。