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宿泊型ボランティアの受け付け開始 1泊2日で活動可能に 奥能登ベースキャンプ設置

2024年2月26日 12:03
宿泊型ボランティアの受け付け開始 1泊2日で活動可能に 奥能登ベースキャンプ設置
能登半島地震の発生から57日目。
石川県では長時間のボランティア活動ができるよう被害が大きかった被災地の近くに宿泊拠点を設置し、きょうから宿泊型のボランティア受け入れを開始しました。中継です。

NNN取材団・宮本康平記者:
ボランティアの宿泊拠点が設置される穴水町です。こちらにある廃校になった中学校を利用したボランティアの宿泊がきょうから始まります。

きょう午前7時ごろ、石川県が初めて受け入れる1泊2日型のボランティアおよそ40人は今朝早く金沢駅に集まりました。

長野県から:
「泊まることで向こうでのボランティアも延びて明日またできるのでいいことだと思う」
大阪から:
「せっかく大阪からきてるのに3時間やって帰るのはもったいないベースキャンプ、とってもいい」

これまで県が受け入れていたボランティアは金沢市からバスで片道3~4時間かけて日帰りで往復しており、現地で数時間しか活動できていませんでした。

その対策として、きょう設置される「奥能登ベースキャンプ」は、廃校した中学校の使われていない教室にダンボールベッド、体育館にはテントを張り、さっそく今晩からボランティアが宿泊します。

ボランティアは現在、被災地に向けて移動中で、きょうは夕方5時まで活動を行い夜にはこちらのベースキャンプに移動します。

ボランティアの活動が増えることで日常生活の再建が進むことが期待されます。以上、中継でした。
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