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走り始めた「のと鉄道」 一か月半ぶりの運行再開 響く「復興への汽笛」

2024年2月15日 19:53
走り始めた「のと鉄道」 一か月半ぶりの運行再開 響く「復興への汽笛」
能登半島地震による被害で、運休が続いていた「のと鉄道」が、きょう、一部区間で運行を再開しました。

また、JR七尾線では、全線で運行が再開、

生活を支える列車が、再び、走り始めました。

けさ6時。

待ちわびた、1か月半ぶりの列車。

その、出発の時間が、近づいていました。

高校生:
「久々に列車に乗れてうれしい」「バスだと小さいし時間がかかる電車が走ってくれてうれしい」

長年、この町の暮らしに寄り添い、能登のシンボルとして、愛されてきました。

元日の地震から1か月半。再び、「のと鉄道」が走り始めました。

2歳のファン:
「楽しかったです」
母:
「よかったね」
(Q.どんなところが好き?)
「連結」
母:
「連結が好きだって」

「のと鉄道」では、線路が地震により歪んだり、崩れた土砂で覆われるなどの被害があり、全線で運休が続いていましたが、七尾駅から能登中島駅の区間で、きょうから運行が再開されました。

高校生:
「電車から見る風景、たまにぼーっと眺めていたので、また見られるからうれしい」

この町に寄り添い、走り出した「のと鉄道」。

能登中島駅から穴水駅までは、4月上旬の再開を目指し、復旧が進められます。

また、JR七尾線では、運休が続いていた、七尾駅から和倉温泉駅の区間がきょう、再開し、全線で運行再開となりました。

きょう再開した一部区間では速度を落として運転を行うため運行時間が、地震の前から変更されています。

利用客:
「まだまだ復興がこれからだと思うが、基軸となる道路などインフラなどを直していってちょっとずつでも前に進んでいけたらいいと思う」
「まだ和倉温泉に行ったことがなくて、1日も早い復旧をしてもらって、また観光客として訪れることができたらと思う」

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