被災地にひとときの安らぎ 「入浴支援」で1週間ぶりのお風呂 石川・七尾市
能登半島地震から7日目。県内には、厳しい避難生活を和らげる支援が届き始めています。
七尾市の中島小学校に設置された大きなテント。
鎌田有真記者「被災者の心と体を癒すお風呂が完成しました」
自衛隊が行っている入浴支援です。
入浴者「さっぱりさっぱり最高!」
この小学校には、200人ほどが身を寄せていて、7日はほぼ1週間ぶりの入浴となりました。
一部地域で断水が続く、羽咋市では、
片山諒記者「無料で入浴施設が利用できるということで、多くの利用者の方が集まっています。」
温泉施設の「ユーフォリア千里浜」は、温泉を無料で開放していて、お昼ごろには、整理券の配布がほぼ終了する人気です。
母親「水のありがたさを感じますね」
記者(Q、お風呂どうだった?)
子ども「おいしかった」
母親「あったかかったやろ?」
子ども「あったかかった・・・」
断水や停電が続く珠洲市でも、あたたかい食べ物が配られるなど、被災した人の厳しい暮らしを和らげる動きが、少しずつ広がっています。