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参議院選挙に3人目名乗り…参政党が新人擁立へ 自民党は決起大会 夏に向け動き活発に

2025年4月14日 10:10
参議院選挙に3人目名乗り…参政党が新人擁立へ 自民党は決起大会 夏に向け動き活発に
 夏の参議院選挙・鹿児島選挙区に3人目の立候補予定者です。参政党が医師の牧野俊一さんを擁立することを決めました。一方、園田 修光さんを公認した自民党は鹿児島市で決起大会を開催。参院選に向け動きが活発化しています。

 13日、参政党の神谷宗幣代表が全国行脚の一環で鹿児島入りし街頭演説しました。

(参政党 神谷宗幣代表)
「国民は政治をちゃんと見ている、既得権を持っている人の好き勝手にさせないという国民の声を夏の参院選を通じて政権にぶつけていかないといけません」

 参政党は参院選鹿児島選挙区に医師の牧野俊一さんを擁立することを決めました。牧野さんは京都府出身の39歳で曽於市のクリニックに勤めています。

(牧野俊一氏)
「1回ぽっきりの給付金ではなくて恒久的な減税こそ今日本に必要なこと。現在の日本経済の状況を放っておいたら、もう10年後には目も当てられないような状況になっている」

 与党が検討する現金給付策を批判し、積極財政や農家への所得補償制度の必要性などを訴えました。

 一方、自民党鹿児島市支部は13日決起大会を開き森山裕幹事長が参院選の必勝を誓いました。

(自民党 森山裕幹事長)
「来るべき参議院選挙にどうしても勝利をしなければいけない。鹿児島の参議院選挙も、鹿児島県らしくない選挙になっていることは残念に思います」

 参院選をめぐっては公認選考に漏れた尾辻朋実さんが立憲民主党の推薦を受け出馬を表明し、県議の外薗 勝蔵さんも一時立候補を検討するなど足並みがなかなか揃わない状況も。公認を受けた元参議院議員の園田修光さんは、トランプ政権との交渉を進めるためにも与党として負けられないと語気を強めました。

(園田修光氏)
「これから大事な大事な交渉に対してもしっかりとやらなきゃならない。そのためには今回の参院選どうしても負けられない。相手候補よりはしっかりと国政の中で仕事ができるんだという自信はあるんです」

 参議院選挙には元参院議員秘書の尾辻朋実さんが立憲民主党の推薦を受け無所属での出馬を表明していて、共産党も候補者の擁立に向け動いています。
最終更新日:2025年4月14日 10:10
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