肝付町で収穫始まる 「辺塚だいだい」はさみ入れ式
鮮やかなグリーンの柑橘、「辺塚だいだい」の収穫が始まりました。肝付町で「はさみ入れ式」があり、出席者は、希少な「辺塚だいだい」の料理を味わいました。
はさみ入れ式には、関係者14人が参加しました。「辺塚だいだい」は肝付町と南大隅町で古くから自生・栽培していて、現在は70戸の農家が栽培しています。酸味が少なく、ライムに似た爽やかな香りが特徴で、出荷量は年間約50トンと、希少な果物です。
今年は、気温が高い日が続いた影響で実は少し小ぶりの傾向がありますが、先月の台風10号の大きな被害はなく、出荷量は例年並みを見込んでいるということです。関係者は「辺塚だいだい」を使った料理を味わっていました。
(JA鹿児島きもつきベジフル内之浦中野正輝会長)
「今年は辺塚だいだいを食べるために魚を焼いてもらう、辺塚だいだいを味わうために肉を焼いてもらう、そういうことになってくれればうれしい」
「辺塚だいだい」の収穫は10月上旬まで続きます。