新鮮な海の幸に、和牛！今年も初日から多くの人が訪れました。60回目を迎える北海道物産展が、鹿児島市の百貨店で始まりました。

（横山あさみアナウンサー）
「毎年恒例の北海道の物産と観光展。オープン15分前にこれだけの多くの人が列を作っている。今年も賑わいそう」

　鹿児島市の山形屋で6日から始まった「第60回記念北海道の物産と観光展」。60回目の開催を記念して、北海道の三橋副知事も訪れました。

　海の幸をふんだんに使った海鮮丼に…広大な大地で育った和牛。北海道で人気のスイーツも！山形屋は、全国の百貨店などで開かれる北海道物産展の中で、これまで35回、売り上げ日本一を誇ってきました。去年の売り上げは、約9億2000万円。今年は、10億円の売り上げを目標にしていて、初出店17社を含む115社が参加し、約2700点が一堂に会しています。

　人気を集めていたのは、札幌で、かに一筋、55年以上の歴史がある「蟹工船」。豪快にカニが盛られた弁当が一際目を引きます。

（横山あさみアナウンサー）
「身がふわふわ。噛めば噛む子どカニの旨味、甘みが口の中に広がる。これは贅沢」

　そして、こちらは初出店のドーナツ専門店。北海道産の小麦と牛乳を100%使用した生地に、生クリームとカスタードがたっぷりと入った一品をいただきました。

（横山あさみアナウンサー）
「もちもちで新食感。ふわっとした生クリームとまろやかなカスタードがほんのり、優しいお味」

　その他、キラキラと輝く新鮮なイクラや…様々な部位を食べ比べできる肉寿司も！訪れた人たちは試食を楽しみながらお気に入りの品を探していました。

（客）
「（目当ては）肉のお弁当。北海道の美味しいものがいっぱいあるので楽しみ」

（客）
「（いっぱい買われましたね）それとチーズと、お正月用のいろいろ数の子とか。家族が集まって少しづつ小鉢にだして、飲んだり、食べたりする」

（北海道・三橋剛副知事）
「冷蔵や冷凍のものが運べない時代から一生懸命北海道物産展を続けていただいて、商品と規模を拡大して今日がある。北海道の魅力をぜひ感じていただきたい」

　北海道の物産と観光展は11月26日まで、鹿児島市の山形屋の1号館6階やベルク広場などで開かれています。