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春の九州高校野球決勝 “初の県大会決勝”鹿屋農業が強豪 鹿実に挑戦

2024年4月6日 16:18
春の九州高校野球決勝 “初の県大会決勝”鹿屋農業が強豪 鹿実に挑戦
 雨で順延された春の九州高校野球県予選の決勝戦が行われました。県大会、初めて決勝に進んだ鹿屋農業が強豪・鹿児島実業に挑みました。

 創部129年で初めて県大会の決勝に進出した鹿屋農業と強豪・鹿実の決勝。鹿実は3回、ノーアウト2塁・1塁の場面。1番・満留が送りバント…これが相手のエラーを誘って鹿実が1点を先制します。エース井上も150キロのストレートを武器に三振の山を築き、鹿屋農業に付け入る隙を与えません。

 鹿屋農業は7回2アウト満塁の絶好のチャンスで7番・福元。ここは打ち上げてしまい、あと1本が出ません。鹿実の井上は最終回、先頭バッターを出しますがこの後、3者連続で三振。12個の三振を奪う好投を見せ、ゲームセット。鹿実が6大会ぶり33回目の優勝を果たしました。

(鹿屋農業 田中 宗典 主将)
「成長した部分も感じられたが夏に向けて課題も見つかったいい大会になった」
(鹿児島実業 新改 幸士朗 主将)
九州大会に向けて一つ一つの課題を克服してベストな状態で臨めるようにしたい」

 優勝した鹿実と春のセンバツに出場した神村学園は、4月20日に佐賀で開幕する九州大会に出場します。
鹿児島読売テレビのニュース