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鹿児島市 中学3年生まで医療費「ゼロ」&現物給付へ 来年4月スタート目指す

2024年9月2日 19:12
鹿児島市 中学3年生まで医療費「ゼロ」&現物給付へ 来年4月スタート目指す

 鹿児島市は中学生以下の子どもの医療費をゼロとする方針を発表しました。来年4月から未就学児の窓口負担について現物給付を始めるとする県の方針に合わせ市独自でさらに拡充したいとしています。

 鹿児島市では現在2歳以下の医療費は全額、3歳から中学生までは月に2000円の自己負担を超える額が後日戻ってくる「償還払い方式」をとっています。県が来年4月から窓口負担ゼロなどの「現物給付方式」を課税世帯の未就学児まで広げるのに合わせ、市独自でさらに拡充。中学生まで現物給付を拡げ、自己負担も「ゼロ」とする方針です。

(下鶴市長)
「若い世代に選ばれる街つくることが重要。子供たちの健康回復し親御さんの負担軽減のため自己負担ゼロ実現したい」

 また、塩田知事が住吉町への移転を目指す鹿児島サンロイヤルホテルの跡地について「新たなスタジアムの候補地のひとつになりうる」との見解を示したことについて下鶴市長は。

(下鶴市長)
「サンロイヤル敷地単体ではおおむね3万平米以上という条件に合致しないから隣接地権者の理解が得られること、様々な前提条件クリアしたうえでのということになる。課題クリアした場合は(候補地に)「なりうる」と共通している」

 交通の利便性を確保すれば市が掲げてきた「まちなかスタジアム」になりうると前向きな姿勢を示しました。

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