すべての拉致被害者の即時帰国を求める集会が11日、東京で開かれ県内の被害者の家族も出席しました。集会で岸田総理は「日朝首脳会談の実現に向け働きかけを一層強める」と語りました。

　国民大集会は家族会、救う会など5つの団体が「すべての拉致被害者の即時一括の帰国」を求めて開きました。県内の拉致被害者市川 修一さんの兄、健一さん、増元 るみ子さんの弟、照明さんも出席しました。会には岸田首相、林官房長官・拉致担当大臣も出席し挨拶しました。

（岸田首相）
「首脳会談を実現するべく、私直轄のハイレベルで協議を進めていきたいと申し上げており、そのために様々なルートを通じて様々な働きかけを絶えず行い続けていますが早期実現に向け働きかけを一層強めてまいります」

最後に出席者は拉致被害者の帰国の実現に向けシュプレヒコールを行い気持ちをひとつにしていました。