サッカーJ2の鹿児島ユナイテッドFCはアウェーでロアッソ熊本と対戦しました。鹿児島からも多くのサポーターが駆け付けた九州ダービーを制したのは。

　15位のユナイテッドは14位の熊本と対戦。鹿児島のサポーターはアウェー戦にも関わらず、今シーズン最多、約2500人が駆け付けました。

　熊本から2点を奪われ必死に追いかけるユナイテッドは後半34分。こぼれたボールを西堂が前線を走っていたンドカへ。ディフェンスに相手に体を寄せられますが、また抜きのシュート！移籍後初のゴールで、1点差に迫ります。

　試合終了間際でした。代わって入ったばかりの星がゴール前にクロス。しかし、ボールはそのままゴールへ！チーム全体で取り組んでいた枠内を狙うクロスの意識が功を奏し同点に追いつきます。星も移籍後初ゴールです。

　終了間際まで勝ちを狙い続けたユナイテッド。2点ビハインドからの2得点で勝ち点1をもぎ取りました。

（サポーター）
「劇的な展開で追いついてくれて本当に鹿児島から応援に来てよかったなと思った」

（ンドカ チャールス選手）
「自分のプレーを出せるんだってJ2でもやれるんだってところを再確認できたので、次の試合も必ず点をとっていけるように頑張りたい」

（ 星 広太選手）
「ビハインドから追いついたのは本当よかったと思うし、サポーターの力が素晴らしかったと思うので、そこは感謝している」

　ユナイテッドは勝ち点1を積んだものの、藤枝に越され16位に後退。次は3日後、連休最終日にホームで仙台と対戦します。