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二酸化炭素削減へ「EVバス」運行開始式 災害発生時には電力源として期待 各座席にはUSBポートも

2024年3月26日 18:57
二酸化炭素削減へ「EVバス」運行開始式 災害発生時には電力源として期待 各座席にはUSBポートも

 鹿児島市交通局は二酸化炭素の排出量を減らすため電気だけで動く「EVバス」を27日から路線バスとして運行します。車内には各座席にUSBポートも設置されるほか、災害発生時には電力源としての活用も期待できるということです。

 鹿児島市交通局は、「ゼロカーボンシティかごしま」の実現に向け、二酸化炭素の排出量を減らすため路線バスに初めてEVバス2両を導入しました。宇宿や桜ヶ丘地区を走る2つの路線で27日から運行を始める予定です。

(磯脇琢磨アナウンサー)
「発進しました。エンジン音非常に静かです。100%電気自動車EVバス。さらに従来とは違ってUSBを使った充電ができるようになっています」

 車内には停電しても使える電源が搭載されていて災害時の活用も期待できるということです。また、電気モーターで走るEVバスは、従来のディーゼルエンジンに劣らないパワーで走ることが可能で、揺れは少なく、より快適な乗り心地だということです。

(鹿児島市交通局バス事業課 岩元 育朗 課長)
「静かで 振動も少なく 走行中にはCO2も発生しないので人と環境にやさしいバス。ぜひ多くの皆さんにご乗車いただいて乗り心地の良さを体感していただきたい」

 鹿児島市交通局は「今後、走行距離やコストなどを検証し、 運行台数を増やしていくか検討していきたい」としています。

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