エンジン火災で運休の「フェリーとしま2」 試運転で問題なし 12日運航再開へ 約3か月半ぶり
2023年12月に起きた火災で運航を休止している十島村の村営船、「フェリーとしま2」が11日試運転を行いました。特に問題はなく、12日から運航を再開することが決まりました。
(記者)
「午前9時半。試運転のため、今、フェリーとしま2が出港した。これから錦江湾を走り、エンジンの動作の確認を行う」
フェリーとしま2は2023年12月、航行中に左側のエンジンから火が出る火災が発生し、その後、運航を休止。「フェリーみしま」などの代替運航に頼ってきました。
火災で焼けたエンジン部分の修理が終わったことから、11日、運航再開に向けた試運転が行われ、九州運輸局・鹿児島運輸支局の職員も乗船しました。その結果、特に問題はなく、十島村は12日の便から運航を再開することを決めました。
(フェリーとしま2 中村幸喜船長)
「問題なく運航試験できたので、今は一安心している。乗組員一同今まで以上に安全管理、安全運航に努めたい」
フェリーとしま2の運航は約3か月半ぶりです。