往復ほぼ満席で運航 ベトナム航空チャーター便4年半ぶりに鹿児島へ
ベトナム・ハノイからのチャーター便がおよそ4年半ぶりに鹿児島空港に降り立ちました。ベトナム、鹿児島発ともにほぼ満席で、ベトナム航空は定期便の就航を見据え来年度も複数のチャーター便の運航を計画しています。
27日、鹿児島空港に到着したのはおよそ150人を乗せたベトナム航空のチャーター便です。空港では記念のセレモニーが開かれ、搭乗客にサツマイモのお菓子などが配られました。
(乗客)
「初めて鹿児島に来たのですごく楽しみ。桜島を見に行きたいです」
「初めてでよく分からないけれど鹿児島の観光地に行きたいです」
鹿児島とベトナムを結ぶ路線については、2020年にベトナムの格安航空会社「ベトジェットエア」が定期便を就航予定でしたがコロナ禍でとん挫。県は去年ベトナム航空や旅行会社のHISと連携協定を結び、今回のチャーター便の運航が実現しました。
(塩田知事)
「ベトナムのように新しい路線についても定期便就航を目指し鹿児島の良さをアジアの皆さんに知ってもらうことも取り組んでいきたい」
ベトナム航空は「鹿児島は定期便就航の可能性が 非常に高い空港だと認識している」として、来年度複数のチャーター便の運航を計画しているということです。