【30年ぶり】“絶滅絶滅危惧種”ルリカケスの繫殖に成功 平川動物公園
平川動物公園が30年ぶりにルリカケスの繁殖に成功しました。
(間世田桜子アナウンサー)
「なかなか日中では見られないというルリカケスのヒナなんですが、今姿を見せてくれました。丸っこくてかわいらしい」
繫殖に成功したのは、絶滅危惧種で国の天然記念物にも指定されている、ルリカケスです。
奄美大島や加計呂麻島などに生息していて、県の鳥にも指定されています。
平川動物公園での繫殖は30年ぶりで、先月末に2羽のヒナが巣立ちました。まだ性別は分かっていないということです。
これで、平川動物公園での飼育数は全部で7羽に増えました。
繁殖に向け、巣箱の位置を変えるなどして工夫を続けたといいます。
(飼育員 山田 透生さん)
「やっと成功できてほっとした気持ちが強い。(繁殖のために)いろいろアクションは起こせたので、それが結果に繋がってよかった」
福守園長はヒナを初めて見ることができたといいます。
(福守 朗 園長)
「本当に嬉しいですね。なかなかここまで至らなかった。成長を見守っていきたい」
日中のほとんどは見えないところに隠れているといいますが、運が良ければ会えるかもしれません。