台風10号接近…街の備えは “過去最強クラス”上陸の恐れ
過去最強クラスの強さで上陸する恐れのある台風10号。県本土でも28日、備えが進められました。
(熊木創平アナウンサー)
「雨風共に強くなってきた。今ちょうど強く風が吹いている。雨粒が風に流されて額に当たるが、痛く感じる。波もかなり高くなっている。白波が幾重にも重なって押し寄せてきている。そして今、携帯が鳴った。避難指示がたった今3時に発表されました」
“自転車並み”のスピードでじわじわと県本土に迫る台風10号。鹿児島市の港では28日、釣り船や海上タクシーを固定する作業が進められていました。
(係留作業をしている人)
「潮位が上がると色々なものが飛んでくるかもしれないし、ロープが切れると他の船にも迷惑かける/様子を見て夜まで安全を期して守っていきたい」
天文館では窓ガラスが割れないようテープを張るなどの対策が行われていました。来月オープンする予定の洋食店では、まさに準備が必要な中、台風の影響で店の内装を業者に塗装してもらう予定がずれてしまったそうです。
(KENTO 中筋賢人オーナー)
「新しくしたばかりでガラスが割れたりしないかと思っているので対策していこうと。台風に負けないくらいのお店を作っていきたい」
不要不急の外出は控え、土砂災害や低い土地の浸水などに厳重に警戒してください。