県内初 鹿児島市「相乗りタクシー」導入を検討 目的地が近い客をアプリで事前にマッチング
タクシーの運転手不足などが課題となるなか、鹿児島市は県内で初めて「相乗りタクシー」の導入を検討しています。
鹿児島市は先月開かれた地域公共交通会議で来月から12月にかけて、夜間の相乗りタクシーの実証実験を検討していることを報告しました。目的地が近い客をアプリで事前にマッチングし相乗りでタクシーを利用するサービスで県内での導入は初めてでです。
(鹿児島市地域公共交通会議 井上佳朗会長)
「(バスも)運転手 の確保の困難さ等含めてなかな か十分な需要に応えきれていな い。なんらかそれ を補いたいということで今タク シーの利用の新しいあり方、相 乗りというのを考えている」
鹿児島市は、鹿児島中央駅や天文館など中心市街地で乗車し、伊敷団地や紫原団地など人口7000人以上の団地への移動を検討していますが、今後より具体的な計画を協議していきたいとしています。