H3ロケット3号機 巨大コンテナ深夜の輸送 2024度中の打ち上げ目指す
2024度中の打ち上げを目指すH3ロケット3号機の機体が29日夜、種子島宇宙センターに運ばれました。
H3ロケット3号機の機体が入ったコンテナが、29日、種子島宇宙センターがある南種子町の港に到着しました。
そして、交通量が少なくなった午後10時ごろ、輸送が始まりました。
ロケットが入った巨大なコンテナが接触しないよう、経路上の信号機は向きが変えられるようになっています。トレーラーは人が歩くほどのスピードで約20キロ離れた種子島宇宙センターへ運ばれました。
H3ロケット3号機には地球観測衛星「だいち4号」の搭載を予定していて、2024度中の打ち上げを目指しています。
H3ロケットの初号機は去年3月、打ち上げに失敗し、2月、2号機の打ち上げに成功しています。