「おいしいナシを届けたい」ナシ生産者が宮城県内一の産地を視察
品質の良いナシの栽培を目指す宮城県内の生産者ら約100人が28日、県内一の産地となっている蔵王町を視察し、品質の良い栽培方法や病害虫対策などについて説明を受けた。
蔵王町ではおととし春先に霜の被害を受けたため出荷量が4割ほど減少。去年は猛暑の影響によりナシの実が水っぽくなりすぎる被害が一部で確認されたという。
利府町からの参加者
「他所の産地を見るというのは勉強になりますよね」
「大きくしておいしいナシを届けたいと思います」
県によると去年、県内のナシの出荷量は東北で福島に次いで2番目に多い1770トンに上った。
県農政部園芸推進課 板橋慎幸 技術副参事
「今、順調に生育していますのでおいしいナシが生産されるかと思います」
宮城県内のナシの収穫は8月下旬から始まる。