<岩手県産ホップ使用>仙台市のビール工場でビールの仕込み始まる “雑味ないフレッシュな香り”
この夏に収穫されたばかりの岩手県産のホップを使ったビールの仕込みが、仙台市宮城野区のビール工場で始まった。
19日は、仕込式が行われ、岩手県遠野産の鮮やかな緑色のホップが仕込み釜に投入された。
国内トップクラスの生産規模を誇る遠野市のホップは、雑味のないフレッシュな香りが特徴だ。
今年は、さらにビールの苦みや香りのもとになる「ルプリン」という成分が例年より多く、香り高い仕上がりになったという。
また、ホップは収穫後に乾燥させて使用するのが一般的だが、生の状態で急速冷凍したものを使用することで、より新鮮な香りを楽しめるビールに仕上がるという。
キリンビール仙台工場・北村茂樹工場長
「とれたてホップの爽やかな香り・ 味わいなので、季節のものと合わせて食べて 飲んでほしい」
岩手県遠野産のホップを使ったビールは、11月5日から全国で販売される。