仙台市青葉区の同じ弁当店を利用した19人が下痢や発熱の症状を訴える食中毒が、発生しました。
ノロウイルスが検出された患者もいる、ということです。

仙台市によりますと、弁当を製造したのは宅配サイト上で「えたん」という名前で営業する「べるん」で、3月12日と14日、注文した仕出し弁当を食べた計44人のうち19人に下痢や発熱などの症状を訴えたということです。

19人は全員、快方に向かっています。

仙台市は共通する食事が弁当だけであることや、一部の患者からノロウイルスが検出されたことなどを踏まえて、食中毒と断定しました。

また、弁当を作った事業者に対し3月21日金曜日まで3日間の営業停止命令を出すとともに、原因となった食材の調査を進めています。