「新・市役所を町の賑わいに活かしたい」 仙台市役所・新庁舎の活用検討会が発足
新しく建て替える「仙台市役所」を町の賑わいに生かそうと、商店街の代表などが活用方法を話し合う検討会が立ち上がった。
仙台市役所本庁舎は、9月から解体工事が始まっていて、新しい庁舎では周辺エリアとのにぎわいの相互波及などを目指している。
18日は、商店街の代表や大学教授が参加する検討会の初会合が開かれ、市の担当者から 休日に「本庁舎から市民広場、定禅寺通まで一体的につないだイベント開催」などを検討していることが説明された。
11月には社会実験を行い、市役所と市民広場の間の市道を歩行者天国にして飲食ブースなどを出店させ人の流れなどを調査するという。
これに対し、参加者からは道路や公園といった複数にまたがる管理者への申請の簡素化が課題、という意見が出された。
仙台市 本庁舎整備室・藤田考一 室長「(新庁舎は)市民のために新しい価値にチャレンジしていくということを忘れずに、(チャレンジを)達成できる庁舎を目指していきたいと考えています」
仙台市役所の新しい本庁舎は、5年後に供用開始予定だ。