<講師の教員免許”失効”に気付かず…>小学校勤務の講師 失効後も”約3か月授業続ける”(宮城)
宮城県教育委員会は、小学校に勤務していた講師の教員免許が失効したことに気付かず、この講師が約3か月授業を続けていたと発表した。
宮城県教委によると、宮城県内の小学校で勤務していた講師は「教員臨時免許」の有効期限が今年7月に失効していたが、発覚する前の10月9日まで授業を続けていたという。
「臨時免許」は3年の有効期限があり、失効前に県教委の事務所が更新を促す必要があるが、今回 期限の確認を怠り更新を促さなかったという。
失効が発覚した翌日からは、別の教員が授業を担当しているという。
県教委では「臨時免許」の有効期限を緊急点検したが、他に同様の問題はなかったという。
また、講師を任用する際は、必要な免許の保有状況と有効期限の確認を徹底するなど再発防止に努めるとしている。
なお、「臨時免許」は失効しても手続きをすれば再度取得することができるという。