<罰金50万円の略式命令>指定暴力団・幹部に…性風俗店から「用心棒代」等受け取っていたとして逮捕・送検
仙台市青葉区国分町の性風俗店から「用心棒代」などを受け取っていたとして、逮捕・送検されていた指定暴力団の幹部に対し、罰金50万円の略式命令が22日出されたことが分かった。
捜査関係者などによると、この事件は去年7月~今年8月下旬頃にかけて 指定暴力団住吉会系の幹部らが、仙台市青葉区国分町の性風俗店から用心棒代やみかじめ料として現金あわせて252万円を受け取ったとされるもの。
仙台地検によると、22日 指定暴力団幹部ら3人が略式起訴され、このうち指定暴力団の幹部と風俗店経営者が罰金50万円、組員に罰金30万円の略式命令が出された。
一方、3人と一緒に逮捕・送検された風俗店従業員の男性について、仙台地検は「事件に関する一切の事情を考慮し起訴を猶予した」として 不起訴処分としたことを明らかにしている。