【「仙台せり」が登録される】国が地域のブランドとして保護する『地理的表示=GI』 宮城・名取市などの特産品
宮城・名取市などの特産品「仙台せり」が、国が地域のブランドとして保護する『地理的表示=GI』に、27日登録された。
名取市や仙台市太白区で栽培されている「仙台せり」は、江戸時代 名取川の伏流水を利用して野生の「せり」を改良したのが始まりとされる。
現在は、根っこまでまるごと食す仙台名物のせり鍋が、宮城を代表する食文化として定着している。
農林水産省の地理的表示保護制度は『GIマーク』の統一ロゴを使用することで、国内外でブランド価値を高めることなどが目的だ。
「仙台せり」は、2019年に生産者で作る団体が申請をしていたもので、全国145例目で宮城県内では「みやぎサーモン」「岩出山凍り豆腐」「河北せり」に次ぐ4例目として27日登録された。