東北電力やアイリスオーヤマ 各社で内定式「本当に入社するという実感が湧きました」初任給の引き上げは?
東北電力と東北電力ネットワークの合同内定式には去年より49人多い152人の学生が出席した。
式の中で砂子田智副社長は「安定した電力を安全に届けるのが最大の使命」と述べ半年後に社会人となるにあたっての自覚をうながした。
総合職で内定(22)
「本当に入社するんだなという実感が湧きました。まだまだ未熟な学生だと思っていたのですが、あと半年でいよいよ社会人になるんだなと身が引き締まる思いです」
技術職で内定(22)
「火力発電の方に興味を持っていますので、カーボンニュートラル関係の業務につきたいなと考えています」
東北電力の初任給は大卒で22万4000円で前年度と据え置きとなっている。
今後は高校卒業者の内定も決まり、来年春には合わせて250人の採用が予定されている。
一方、生活用品大手のアイリスオーヤマとグループ会社の内定式は仙台の他東京・大阪・福岡の会場をオンラインで結んで行われ281人が出席した。
大山晃弘社長は「ロボティクスやヘルスケアなどの新しい分野に積極的に参入する上で一番大切なのはアイデア、固定観念のない視点が大切」と述べ内定者を激励した。
内定者代表 佐々木柚香さん
「私は海外事業に携わりたいなと思っていまして、学生時代に海外に住んでいたことや留学の経験を含めそういう経験を活かして海外の事業の拡大を進めていけたらと思っています」
アイリスオーヤマの大卒の初任給は24万2000円で5年連続の引き上げとなっている。
内定者は半年後の入社に向けて気を引き締めていた。