【運賃設定ミス】仙台市バス・一部区間で”10円多く徴収” のべ466人に影響 ダイヤ改正の際”誤った金額で登録”
仙台市交通局は、去年4月~12月にわたり、仙台市バスの一部区間に乗車した人から1人当たり10円多く運賃を受け取っていたと、発表した。
運賃設定に誤りがあったのは、「交通局大学病院前」から「仙台駅前」を経由して「鶴ケ谷七丁目」まで運行する『220系統』の一部区間。
仙台市交通局によると、去年4月1日~12月13日まで「交通局大学病院前」で乗車して「仙台駅前」で降りた人の運賃について、本来であれば「190円」のところを「200円」と間違って設定し、1人あたり10円多く受け取っていたという。
バス利用者から問い合わせがあった東北運輸局から去年12月に連絡を受け、仙台市交通局が確認したところ運賃設定ミスが判明した。ミスは、すでに修正されている。
この区間以外で乗降した人や、同じ区間でも逆方向(「仙台駅前」→「交通局大学病院前」)に乗った人からは、適正な運賃を徴収しているという。
影響は、定期券や小児運賃、福祉割引運賃で乗車した人を除くのべ466人にわたり、過払い分は10日から各地下鉄駅の定期券販売窓口などで返金対応をする。
仙台市交通局によると、去年4月のダイヤ改正で運賃を設定し直した際、誤った金額で登録したという。「運賃設定時の確認方法を見直すなどして、再発防止に努める」としている。