<古くから防水剤・防腐剤として利用>小学生が特産の柿で“柿渋”作りを体験(宮城・白石市)
宮城・白石市の小学生が、特産の柿で防水剤や防腐剤として利用されている柿渋作りを体験した。
白石市の小原小学校は、校外学習の一環として地元で行われている柿渋作りに3年前から参加している。
28日は、3年生と4年生の4人が体験した。
材料は、まだ青いうちに収穫された特産の蜂屋柿。
子どもたちは地域の人に教わりながら、包丁を使って柿を細かく切っていく。
それを、ミキサーにかけてから、布の袋に入れ柿渋の原料となる液体を搾り出した。
3年生
「上手に作れたと、思いました」
4年生
「大変だったけど、やってみると楽しかったです」
搾り出された液体は、時々かき混ぜながら3年ほど寝かせると、古くから防水剤や防腐剤として利用されてきた柿渋になる。
出来上がった柿渋は、地域の祭りやイベントで販売されるという。