【ランキング】東北版・住み続けたい街 1位2位は宮城の自治体!その理由は?
13日、発表されたのが「街の幸福度&住み続けたい街ランキング2024東北版」。
これは大手総合建設会社(大東建託)が各市区町村の実際の居住者を対象に「どのくらい幸福だと感じているのか?」「これからもずっと住み続けたいか?」を2021年から毎年調査しているもの。
この中で「住み続けたい街」東北1位に輝いたのが富谷市でこれで4年連続1位に。
また、利府町が去年の6位から2位にランクアップし、1位・2位を宮城県の自治体が占める結果となった。
さらに、宮城・富谷市は住み心地の指標にもなる「街の幸福度」でも東北1位となっている。
この結果に対して専門家(大東建託 賃貸未来研究所フェロー)麗澤大学 宗健 教授は、「富谷市はニュータウン、家族、結婚して子どもが居て家を買って新しく住む人たちが多いところ 一定の経済的余力がある。そして郊外で車で生活するには大型のショッピングセンターもあり利便性も高い」と語った。利府町も同じタイプだという。
また、宮城・利府町が去年よりランクを上げた要因に関しては、「利府町は元々評価の高い町。評価の高さは仙台市への近さや、大型ショッピングセンターが道路の両側にあり、去年リニューアルをした。こうした商業施設の影響が背景にある」としている。
街の幸福度を上げるためには?
さらに、専門家は今後人口が減り続ける中で街の幸福度を上げるためには、各自治体が働く場所を提供することで今住んでいる人たちの所得を上げる、利便性を高める、住宅を供給し街を活性化させるなど、長い目で政策を考えることが大切だとしている。