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【そもそも.】「ゴールデンウイーク」ってなに?祝日が増える可能性は?

2024年4月27日 9:00
【そもそも.】「ゴールデンウイーク」ってなに?祝日が増える可能性は?

最近耳にする新しい言葉、聞いたことはあるけれど、なかなか深くは知らない言葉…
そういった言葉を〝そもそも〟からお伝えする。

そもそも…「ゴールデンウイーク」とは?

今年のゴールデンウイークは27日からの3連休と5月3日憲法記念日からの4連休。
この間を休めば最大10連休となる。

さあここで疑問。そもそもこの連休はどうして”ゴールデンウイーク”という名前なのか?その意味は?
仙台市内で聞いてみると~

「ちょっとわからない」
「アメリカの映画の人、観客がすごく入る期間みたいな」
「ゴールデンアワーみたいな?ゴールドラッシュ?」
「ゴールデンと言えば5月。金じゃない?ゴールド。」
「シルバーウイークがあるからゴールデンウイークもそうなのかな」

Q.いつから呼ばれるように?
「生まれたころから言ってたよねということは48年。50年前からですね!」

50年と回答があったが、実はもう少し前からある言葉だ。

きっかけは1951年公開の映画

日本語の語源などに詳しい梅花女子大学の名誉教授米川明彦先生によると、ゴールデンウイークは日本の映画会社によって作られた「宣伝文句」。
きっかけとなったのが1951年に公開された「自由学校」という映画。
それまでは映画というと正月やお盆の時期にヒットするものだったそうだが、この映画はGWの時期に異例のヒットとなった。

そこで、当時ラジオで聞く人が多い時間帯を「ゴールデンアワー」としていたことから映画界では「ゴールデンウイーク」という言葉を造って宣伝するようになったという。

祝日は「9日間⇒16日間」に増えている!

そして、ゴールデンウイークのような祝日はどうやって決められているか。これはそもそも法律で決まっている。
1948年に定められた「国民の祝日に関する法律」というものがあって、実は、当時の祝日は9日だった。
その後、1996年の海の日や2016年の山の日など増えていって、いまでは年16日となっている。

これから増える可能性は?

内閣府の広報担当者は「祝日を増やすためには国会での議論が必要で現在、祝日に関して議論はあるが増やすための議論は今のところはない」という回答だった。

「県単位」での休みも

さらに、「休み」を調べていくと実は学校などを休みとする“県民の日”というものを設けている都道府県がある。
例えば、「山梨県」では現在の山梨県が誕生したことを記念して11月20日を県民の日としている。
埼玉県も同じで、それに加えて記念式典を開いたり交通機関の乗り放題切符の販売したりしているそう。

東北ではこのような取り組みはなく、ご存じのように宮城県にはない。
これまで県民の日を作ろうという声がなかったそう。

「宮城県民の日は作らない?」
答えは…「他県を見ると条例を定めた後県民の日を作るが宮城では残念ながら今の所動きはない」ということだった。

そもそも「ゴールデンウイーク」とは

そもそも、ゴールデンウイークとは、「70年以上歴史のある言葉で、休みの長さもゴールデン」

初めは映画を見る人が多い時期という意味だったが、今ではさまざまな過ごし方がある。
新型コロナが5類になって旅行に出かける人もいれば、帰省する人。そして、仕事の人、先日ミヤギテレビが行ったアンケートでは「田植え」という答えも多くあった。

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