【そもそも.】「ゴールデンウイーク」ってなに?祝日が増える可能性は?

最近耳にする新しい言葉、聞いたことはあるけれど、なかなか深くは知らない言葉…
そういった言葉を〝そもそも〟からお伝えする。
そもそも…「ゴールデンウイーク」とは?
今年のゴールデンウイークは27日からの3連休と5月3日憲法記念日からの4連休。
この間を休めば最大10連休となる。
さあここで疑問。そもそもこの連休はどうして”ゴールデンウイーク”という名前なのか?その意味は?
仙台市内で聞いてみると~
「ちょっとわからない」
「アメリカの映画の人、観客がすごく入る期間みたいな」
「ゴールデンアワーみたいな?ゴールドラッシュ?」
「ゴールデンと言えば5月。金じゃない?ゴールド。」
「シルバーウイークがあるからゴールデンウイークもそうなのかな」
Q.いつから呼ばれるように?
「生まれたころから言ってたよねということは48年。50年前からですね!」
50年と回答があったが、実はもう少し前からある言葉だ。
日本語の語源などに詳しい梅花女子大学の名誉教授米川明彦先生によると、ゴールデンウイークは日本の映画会社によって作られた「宣伝文句」。
きっかけとなったのが1951年に公開された「自由学校」という映画。
それまでは映画というと正月やお盆の時期にヒットするものだったそうだが、この映画はGWの時期に異例のヒットとなった。
そこで、当時ラジオで聞く人が多い時間帯を「ゴールデンアワー」としていたことから映画界では「ゴールデンウイーク」という言葉を造って宣伝するようになったという。
そして、ゴールデンウイークのような祝日はどうやって決められているか。これはそもそも法律で決まっている。
1948年に定められた「国民の祝日に関する法律」というものがあって、実は、当時の祝日は9日だった。
その後、1996年の海の日や2016年の山の日など増えていって、いまでは年16日となっている。