【「ソリャンカ」と「デルニ」】「ウクライナ料理」を高校生が学ぶ(宮城・石巻市)
宮城・石巻市の高校生が、ウクライナ料理を学び、平和について理解を深めた。
7日、宮城県水産高校2年生12人が、調理実習でウクライナ料理を学んだ。
講師を務めたのは、石巻市で料理店を営むウクライナ人のシェプノフ・ヴィタリイさん。
ヴィタリイさんの母親と祖母は、戦火のウクライナから石巻市に避難している。
生徒たちは、ヴィタリイさんのアドバイスを受けながら、ウクライナの家庭料理で酸っぱい味が特徴のスープ「ソリャンカ」と「デルニ」と呼ばれるジャガイモのパンケーキを作った。
生徒たちは、見慣れない料理に四苦八苦しながらも、食文化の違いや平和について理解を深めていた。
生徒
「(国によって)味覚が全て違ったり塩分濃度が全て違ったりしてたのが話を聞いていて面白かったです」
「(ウクライナで)何にもしていない人たちが亡くなるのは、残酷だなと正直思います」
生徒たちは、初めて作ったウクライナ料理を満足そうに味わっていた。