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女川原発敷地内に建設予定「使用済み核燃料の保管施設」 宮城県が東北電力に丁寧な説明求める

2024年9月5日 7:00
女川原発敷地内に建設予定「使用済み核燃料の保管施設」 宮城県が東北電力に丁寧な説明求める

これは、女川原発2号機再稼働に反対する市民団体が7月に県に提出した意見書に県が回答したもの。

それによると、使用済み核燃料を原発敷地内の乾式貯蔵施設に保管する方針に関して市民団体が住民説明会の開催を要請したことに対し、県は、東北電力に「住民への丁寧な説明を求めている」とした。

また、使用済み核燃料の具体的な保管期間については、「明確な期限は定まっていないが一時的な措置と説明を受けている。県として置き続けることを認めてはいない」と回答した。

原発再稼働に反対する市民団体 中嶋廉 世話人
「一時保管というのであれば期限は切るべきだし、相当長期間毒性の強い使用済み燃料を敷地に置くということになるので、住民合意を原則に県は対応すべきです」

女川原発2号機は3日、原子炉への核燃料の挿入が始まり、今年11月の再稼働が予定されている。


※記事の中で一時、「宮城県が東北電力に対して住民への説明会を求めている」とお伝えしました。正しくは、「宮城県が東北電力に対して住民への説明を求めている」という内容です。お詫びとともに訂正いたします。

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