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「SNS上で約1か月閲覧可能な状態に」仙台市立病院職員が患者1人の個人情報を漏えい<宮城>

2024年5月24日 15:08
「SNS上で約1か月閲覧可能な状態に」仙台市立病院職員が患者1人の個人情報を漏えい<宮城>

仙台市立病院の職員がSNS上に患者1人のカルテの写真を掲載し、氏名や病名の情報を漏えいしていたことが分かった。
仙台市の発表によると管理栄養士として勤める20代女性が今年4月15日頃、担当する患者のカルテに記載されていた疾病の説明について、今後の業務の参考にしようと自身のスマートフォンで撮影した上、データを保存するため自身が利用するSNSに投稿した。
その際、職員は写真から個人情報をすべて消去したつもりでいたが、一部に患者の氏名とIDが残っていたという。5月15日に外部からの指摘がありデータを消去したが、約1か月間閲覧可能な状態になっていた。
仙台市では当該の患者に事情を説明し謝罪すると共に、病院内の全職員に個人情報の適切な管理や取り扱いについて改めて周知徹底し、再発防止を図るとしている。また、この職員の処分については今後検討していくと説明している。

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