<特殊詐欺を防ぐ>仙台の郵便局と職員に感謝状 ”高額の現金を引き落とそうとした高齢女性”を不審に思い…
高額の現金を引き落とそうとした高齢の女性を、特殊詐欺被害から防いだ仙台市宮城野区の郵便局と職員に、警察から感謝状が贈られた。
仙台東警察署の工藤良徳署長から感謝状が贈られたのは、仙台市宮城野区の仙台幸町郵便局と課長の菅原和行さん。
菅原さんは、10月1日に窓口を訪れた女性(70代)が高額な現金を引き落とそうとしたことから、不審に思い事情を聞いた。
すると、女性は「息子のトラブルで300万円が必要、洗濯機で携帯を洗ってしまい電話番号が変わったと息子は言っていた」などと説明。
詐欺とにらんだ菅原さんは、警察に通報し被害を未然に防いだ。
仙台幸町郵便局・菅原和行課長
「(これからも)地域に貢献できるように、お客様の話をよく聞きながら仕事をしていきたい」
警察では「お金の話が出たら詐欺を疑うこと」や「親族を名乗る電話が来たらすぐに本人に確認する」など、注意を呼びかけている。