【気象予報士が解説】急発達した低気圧がもたらした“暴風” 14日も注意・警戒を(宮城)
13日の暴風について、ミヤギテレビ・小杉気象予報士が解説します。
小杉予報士)13日の暴風は、急発達した低気圧によってもたらされました。
12日からの天気図です。
12日は高気圧が進んできて冬型は緩んでいたのですが、後ろに低気圧がありました。
これが東へと進んできて、しかも13日は東海上で2つの低気圧がまとまって急発達。
後ろの高気圧との間で、等圧線の間隔が非常に狭くなって、西風が強く吹き荒れました。
14日になりますと、低気圧は離れていくのですが、同じペースで高気圧も進んでくるため14日も等圧線の間隔はあまり変わりません。
14日も、風の強い状態が続きます。
14日の風の予想です。
まず13日夜のこの後は、まだ西風の強い状態が続くでしょう。
14日朝になりますと、一旦風は弱まります。
ただお昼頃になると、再び西風が強く吹く見込みで、14日も瞬間的には25メートル前後の強風が吹きそうです。
引き続き、14日にかけて強い風に注意・警戒して下さい。