魚市場をスマート化!AIで魚を自動選別して振り分ける実証実験「目標は1時間10トン」
29日午前、宮城県石巻市実証試験には宮城県や市場関係者など約30人が参加した。
魚種選別システムの開発は魚市場のスマート化を推進し人手不足や高齢化対策として東北大学と仙台市にあるIT関連会社が取り組んでいるもの。
この装置はベルトコンベヤーで運ばれてくる魚を8台のカメラで撮影しその画像をもとにAIが魚の種類を見分け自動でトレーに振り分ける。
現在は30種類の魚を判別でき1分間におよそ300匹を振り分けられるということ。
石巻魚市場関係者
「やっぱり人手の確保というのは 経営の大きな課題の一つです」
魚種選別システム開発業者
「目標は1時間あたり10トンと いうのがありますので、今後は処理能力と選別精度をあげて実用化に向けて開発を進めたい」
来年4月以降の実用化を目指すということ。