【暖冬の影響で例年より早く「北帰行」の兆し】今シーズン2回目「渡り鳥」生息調査 宮城県内の沼・河川で
宮城県内の沼や河川などで、11日朝 今シーズン2回目となる渡り鳥の生息調査が行われた。
このうち、県北部の伊豆沼では、日の出とともにエサを求め一斉に飛び立つマガンの群れを鳥類の専門家が確認しカウントしていった。
伊豆沼周辺では、11月のピーク時と比べマガンの数が減少傾向にあり、暖冬の影響で例年より1か月ほど早くマガンの「北帰行」の兆しが見られるという。
宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団 嶋田哲郎研究室長「雪が降らないし暖かいので、沼も凍結しない。ここから北の中継地でねぐらもとれるしエサもとれるので、北へ渡っていける条件がそろっている」
ロシア極東へと向かうマガンの「北帰行」は、例年2月上旬から始まる。