地域産業の持続的な発展目指す「NEXT長崎人材育成事業」県と産業界、教育現場が学びの連携へ《長崎》
地域産業の持続的な発展につながる人材の育成を目指し、産業界と教育現場、県が連携する事業の運営委員会が行われました。
県では、高校のカリキュラムに産業教育を取り入れることで、地域産業の持続的な発展につながる人材を育成する「NEXT長崎人材育成事業」を推進しています。
3日は初めての運営委員会が開かれ、産業界や教育現場、県の関係部局などが出席し、これまでに行った事業の内容が紹介されました。
長崎工業高校では去年2回にわたり建設DXの授業が行われていて、受講した生徒が感想を述べました。
(長崎工業高校 髙橋 怜司さん(1年))
「もっと知りたい部分が出てきたので、卒業するまでに自分なりに調べて、就職する時のひとつのデータとして選んでいきたい」
(武藤建設 武藤 剛 代表取締役)
「土木や建築の仕事が “面白い” と感じてもらえるような出前授業を展開したい。社会のインフラを支える大事な産業だと思っている。誇りをもって取り組んでもらえる子どもたちになってもらえれば」
農業、工業、水産など7つの分野ごとの協議も行われ、各産業の将来を見据えた人材育成について意見を交わしました。