県内で去年30件発生「プールや川などでの水難事故」ライフセーバーが教える事故の予防法《長崎》
プールや川で遊ぶ機会が増えるこの時期、注意が必要なのが水難事故です。諫早市の中学校で水辺での事故の予防法を学ぶ教室が開かれました。
諫早中学校の1年生288人を対象に行われた「水辺の安全研修」。
プールや川で遊ぶ機会が増える夏休みを前に開かれ、東京のライフセーバーが正しく遊ぶ方法を指導しました。
(講師)
「溺れて流されて大変だとなった時に無理に慌てて立とうとすると、どういう危険があるか」
(生徒)
「石についている苔とかで滑る」
生徒たちは水難事故の再現VTRを見ながら、事故が起こった原因を考えたほか、心臓マッサージなどの心肺蘇生法を体験しました。
(1年生)
「(友人に)そこは行ってはいけないよとか、気をつけながら遊ぼうねと言いたい」
(1年生)
「親とかに水の流れを注意したり、ライフジャケットを事前に用意しておくなど、呼びかけたりしたい」
(山内 昇副校長)
「何が危険なのか、どうやったら自分の安全を守れるか、正しい知識を知ることで自分の身は守れるので、一人でも悲しい事故から防ぎたいという気持ちで開催している」
県内では去年、30件の水難事故が起きているということです。