参院選の自民公認 県連 “党員投票で一本化” 改めて協議 党本部小渕選対委員長「慎重に検討」と助言《長崎》
自民党県連は、来年夏の参議院選挙の公認候補の選定に向けた党員投票について、党本部と協議しました。小渕選対委員長が慎重に検討するよう助言したことから、県連は改めて協議することにしています。
次期参議院議員選挙長崎選挙区の自民党の候補者選定をめぐっては、現職の古賀 友一郎氏と県議会議員の山下 博史氏の2人が公認を争う形となっています。
先月、県連は県内の党員全員を対象とした投票によって、候補を一本化する方針を決めていました。
これについて、県連の選対委員長を務める加藤 竜祥衆議院議員らが5日、党本部の小渕選対委員長と面談。
小渕氏は他県の党員投票で、「禍根を残す事例が散見される」として、実施について否定はしないものの「慎重に検討してほしい」と助言したということです。
県連は、今週にも三役で改めて協議し、党員投票のメリットとデメリットを検証した上で今後、改めて選挙対策委員会を開くことにしています。