子どもも大人も “地域の人と思いきり夏を楽しむ” 恒例行事「茂木ペーロン大会」《長崎》
長崎の夏の風物詩の話題です。
7日、長崎市の茂木地区で恒例のペーロン大会が開かれました。
さわやかな青空のもと、一斉に漕ぎ出します。
地域の恒例行事として20年以上続く「茂木ペーロン大会」。
最初のレースでは、茂木中学校の生徒約60人が、2つのチームに分かれてタイムを競いました。
向かい風にも負けず、力強く進んだのは700メートルのコースです。
(中学3年生)
「暑いから(水が)かかって、楽しかった」
(中学3年生)
「茂木の伝統的な文化を楽しめてよかった」
(中学2年生)
「楽しかった。けっこう水がかかって目に入って、漕ぐのができなかったから、来年はもっと頑張りたい」
また、この日は小学生以下の子どもたちもペーロンを体験。
太鼓とドラの音に合わせ、一生懸命に櫂を動かしていました。
(保護者)
「前も乗ったことがある。緊張していてあまり漕げていなかったけど楽しそうでよかった」
(小学生)
「楽しかった。けど疲れた。3回もやったから」
(小学生の叔母)
「楽しそうに漕いでいてよかった。将来、みんながペーロンに興味を持ってくれて、一般(の部)とかに乗ってくれたらいい」
主催した団体などは、地域の子どもが少なくなる中で周辺の地域にも参加を呼びかけて、伝統を守りたいとしています。