公衆電話が使えない児童も 「171」は何の番号?小学生が学ぶ災害用伝言ダイヤルの使い方《長崎》
災害が起きた時の公衆電話の使い方を学ぶ体験教室が、長崎市の小学校で開かれました。
体験教室は、日本公衆電話会長崎支部が県内各地で開催していて、17日は長崎大学の附属小学校の4年生88人を対象に行われました。
(児童)
「付属小学校の体育館にいます。ケガなどしていません。元気です」
児童らは公衆電話の使い方を教わり、災害用伝言ダイヤル「171」を実際に体験しました。
(児童)
「人が困っていた時に役立てたい」
(児童)
「家族への電話番号を今まで覚えてなかったから覚えたい」
(日本公衆電話会 長崎支部 前田 稔 支部長)
「公衆電話そのものを使った経験がない子が多い。まず公衆電話の使い方、伝言ダイヤルという便利なものがあるというのを、もっと広めて認知度を高めたい」
教室では、災害から身を守るための対処法を示した「こども手帳」などが贈られ、子どもたちは日頃の備えの大切さを学びました。