被爆体験者への被爆者手帳交付求め署名活動「何が一番岸田首相の心を動かすか」《長崎》
国が定める地域の外で被爆した「被爆体験者」への速やかな被爆者健康手帳の交付を求めるため、長崎市で署名活動が行われました。
署名活動を行ったのは、長崎被爆地域拡大協議会の池山 道夫会長や、病院や介護施設などの事業所でつくる「長崎民医連」のメンバーおよそ10人です。
長崎民医連は、県保険医協会と協力し先月から長崎の「被爆体験者」への速やかな被爆者健康手帳の交付を求める署名活動を行っています。
これまで医療機関などで受け付けていましたが、22日は初めて街頭で活動しました。
被爆体験者は、8月9日に行われる被爆者団体と総理との面会の場に、初めて参加することが決まっています。
(長崎被爆地域拡大協議会池山 道夫会長)
「一刻も早く被爆者として認めてもらうように、何が一番岸田首相の心を動かすか、力を尽くして伝えたい」
長崎民医連と県保険医協会であわせて10万筆の署名を目標にしていて、7月いっぱい取り組むということです。