×

広島大学と連携「被爆資料企画展など開催」長崎大学がプロジェクト発表 BSL-4施設指定も報告《長崎》

2025年1月30日 19:17
広島大学と連携「被爆資料企画展など開催」長崎大学がプロジェクト発表 BSL-4施設指定も報告《長崎》

被爆80年に合わせ長崎大学は、記念講演や企画展示などのプロジェクトを発表しました。

核なき世界の実現に向けて、2025年を「継承と行動」の年と位置付けています。

(長崎大学 永安 武 学長)
「『継承と行動』というスローガンを掲げて、様々な記念事業に取り組んでいきたい」

核なき世界の実現に向けて長崎大学が今年行う「継承と行動」プロジェクト。

30日の定例会見で永安学長は、被爆者で医師の朝長 万左男 名誉教授による記念講演のほか、広島大学と連携し被爆資料の共同企画展などを行う計画を発表しました。

また 今月24日に「高度感染症研究センター実験棟」が最も危険度の高いとされる病原体を扱う “BSL-4” の施設として国の指定を受けたことも報告。

(高度感染症研究センター 森内 浩幸センター長)
「日本国民、世界中の人々の健康や命を守るための研究成果を上げ、人材を育てることがミッション」

地域住民の不安払しょくに努めつつ、今後は毒性の弱い病原体を使った研究を重ねて、エボラウイルスなどの特定、一種病原体を所持するための指定を目指すとしています。

最終更新日:2025年1月30日 19:17
    長崎国際テレビのニュース