あと2週間で長崎ランタンフェスティバル 4年ぶり通常開催の概要が明らかに《長崎》
長崎の冬の風物詩長崎ランタンフェスティバルまであと2週間となりました。
4年ぶりの通常開催となる今年は、新規オブジェも制作され、実行委員会は「楽しくあたたかく過ごしてほしい」と期待しています。
(長崎ランタンフェスティバル実行委員会 張 仁春幹事長)
「4年ぶりの通常開催になるランタンフェスティバルが、うまくいくように力を尽くして準備している」
コロナ禍に伴う中止、縮小開催を経て、今年4年ぶりに通常開催される「長崎ランタンフェスティバル」。
4年前は新型コロナウイルスの感染が国内でも始まった時期でした。
(長崎ランタンフェスティバル実行委員会 張 仁春幹事長)
「ランタン期間中に、コロナ患者が出たらどうしようかと不安でいっぱいで、何事もなく終わったと本当にうれしかった。その気持ちを忘れずに、また開催できたのは本当に喜び」
今年は3年ぶりにオブジェ4体が新たに制作されました。
メーンのオブジェは、鯉が波を飛び越えてシャチ、そして龍となる様子を形にした高さ10メートルの「九鯉化龍」。
「出世」や流れに逆らい努力し「進歩」することを表しているそうです。
また、鯱と白虎のサブオブジェ、魔除けの効果があるとされる「鍾馗」も登場します。
皇帝パレートは2回実施。
来月17日の「特別版」は皇帝役に、俳優でシンガーソングライターの福山 雅治さん、そして皇后役には、俳優の仲 里依紗さんを起用。
翌週24日の「通常版」は、皇帝役をお笑いタレントの長崎亭キヨちゃんぽんさん、皇后役は俳優の森 あゆさんが務めます。
また来月9日の前夜祭では、会場の湊公園と中央公園で午後5時から一部を除いてランタンやオブジェが点灯され、手持ちのランタンが配布されるということです。
そして翌10日午後5時半から点灯式が行われ、午後6時にメーンオブジェなどを含め、一斉に明かりがともされます。
今年の長崎ランタンフェスティバルは、来月9日から25日まで。
通常より2日長い17日間開催され、実行委員会では、過去最多となる136万人の来場を見込んでいます。
(長崎ランタンフェスティバル実行委員会 張 仁春幹事長)
「心も身もあたたかくなって、この17日間を楽しく、あたたかく過ごしてもらうのが最大の目標」