ふるさとの誇りを胸に4年ぶりの戦い 郡市対抗県下一周駅伝スタート 今年70回の歴史に幕《長崎》
ふるさとへの誇りを胸にラストレースでタスキをつなぎます。
今大会が最後となる郡市対抗県下一周駅伝が、26日、長崎市をスタートしました。
コロナ禍以降4年ぶりの開催で、今大会がラストレースとなる第70回の県下一周駅伝。
スタート地点にはふるさとのランナーにエールを送ろうと、朝早くから観客が詰めかけました。
(長崎を応援 80代)
「自分の力を精一杯出して走っているところが素晴らしい。ぜひとも見に行かなければと」
午前9時半。
1区のランナー11人が、号砲を合図に長崎市茂里町をスタートしました。
小学生から一般までの郡市の代表ランナーが、ふるさとの誇りを胸にタスキをつなぐ「県下一周駅伝」。
26日から3日間にわたり42区間、407.3キロで健脚を競い合います。
1区では「佐世保」チームの県立清峰高校3年 中野 純平選手が快走、2位に40秒の差をつけトップでタスキをつなぎました。
(佐世保 中野 純平選手)
「1位で次の人に(タスキを)渡せてよかった。100点。(大会が)終わるのは悲しいが、また違う形でこの大会が開かれたらまた参加したい」
初日のレースは、西彼・西海が6時間38分45秒のトップでフィニッシュ。
27日は平戸市から雲仙市小浜までの、13区間149.5キロで争われます。