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未来の環境テクノロジーを中学生が体験 4月開幕『大阪・関西万博』出展・協賛企業が出前授業《長崎》

2025年1月11日 7:00
未来の環境テクノロジーを中学生が体験 4月開幕『大阪・関西万博』出展・協賛企業が出前授業《長崎》

今年4月に開幕する『大阪・関西万博』。“未来の技術” を子どもたちが体験です。

万博に出展する東京の建築会社が、長与町の中学校で出前授業を行いました。

「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、4月から開催される『大阪・関西万博』。

愛知県で開催の「愛・地球博」に続いて日本では20年ぶり開催で、今回は約160の国と地域が参加します。

出前授業は万博開催を前に、子どもたちに未来の社会について考えてもらおうと、万博に出展、協賛する企業が行っています。

10日は、東京に本社を置く建設会社「安藤ハザマ」が、長与町の高田中学校で出前授業に臨みました。

(安藤ハザマ 技術研究所フロンティア研究部 笠 博義さん)
「世界中でまだいろんな問題がある。逆に言うと、それを解決するすべもたくさんある。自分の進路を考える上でも、いろんな方向性を見出してもらいたい」

カーボンニュートラルに取り組む 安藤ハザマ。

授業では、“万博で展示する新技術” を体験する「実験」にも挑戦。

コンクリートのもととなる セメントの主原料に二酸化炭素を入れると…

(生徒)
「温かい!なんか紫」

二酸化炭素を吸収して、色が変化しました。

このコンクリートは、万博会場のベンチなどにも使われるそうです。

(1年生)
「化学は世界中で使われていて、日常でも使われているというのがこの実験で分かった」

(1年生)
「万博では、これから自分たちにできることとか、自分たちにしかできないこともあると思うので、そういうのをたくさん知って帰りたい」

実験を通して、地球温暖化対策につながる仕組みを体感した生徒たち。

授業を受けた1年生は、10月に修学旅行で万博を訪れる予定だということです。

最終更新日:2025年1月11日 7:00
    長崎国際テレビのニュース