新たな試験教科に “情報” 追加「18日~大学入学共通テスト」試験会場に下見の受験生の姿《長崎》
18日から大学入学共通テストが始まります。県内の会場では準備が行われました。
今回の試験から、新たな教科「情報」が追加されます。
大学入学共通テストの会場の一つ、長崎大学の文教キャンパス。
職員が試験場を知らせる看板を設置したほか、受験番号を机に貼る作業などを行いました。
インフルエンザなどの感染症対策のため、例年と同じく消毒液の設置や定期的な換気を行うそうです。
(長崎大学 井上 徹志 副学長)
「体調管理に1番気をつけてもらいたい。落ち着いて試験に臨んでもらうためにも、時間には余裕を持って試験会場に向かってもらえれば」
午後からは…。
本番を前に受験生が会場を訪れ、試験が行われる場所などを確認しました。
(受験生)
「得意教科をひたすら伸ばそうと思い、苦手な教科より得意な教科の暗記などを重点的に勉強してきた」
(受験生)
「後輩からもお守りをもらった。お母さんお父さんにも恩返しをしたい。自分の力でやりきりたい」
(受験生)
「(緊張は)全くないです。大学合格します」
県内は去年より48人多い、4742人が志願。
長崎大学や県立大学のシーボルト校、佐世保校など9つの会場で実施されます。
今年から試験教科に追加されるのが「情報」です。
新たな学習指導要領に対応した内容で、プログラミングや情報通信ネットワークの仕組みなどが出題されるということです。
(受験生)
「コンピューターに触れてこなかったので、知らない知識が多くて、覚えるのが大変だった。今まで教科書などで覚えたことを思い出して、悔いのない結果を出せるようにしたい」
初日の18日は「地理歴史・公民」「国語」「外国語」が行われます