業務拡大で200人新規雇用も 県と市が誘致の企業が佐世保市オフィス増設で内覧会《長崎》
コールセンター業務などを行う「SocioFuture」が、佐世保市内のオフィスを増設することになり、内覧会が行われました。
県と市の誘致による県内への進出から13年。事業を拡大し、さらなる雇用創出につなげます。
(宮島 佐世保市長)
「これから魅力ある職場が佐世保で広がっていくことは、我々にとってもありがたいこと」
事業を拡大するのは、東京に本社を置く「SocioFuture」の佐世保市の事業所です。
2011年に県や市と立地協定を結び業務を開始。
銀行ATMの稼働の監視やコールセンター、クレジットカードの会員データ作成業務などを行っています。
3月からは、フロア面積が1500平方メートルに拡張され、インターネットバンキングのコールセンター業務などをスタートさせます。
(SocioFuture 中野 裕会長)
「どのタイミングで撤退するか、撤退をしないといけないかというタイミングもあったが、踏ん張った結果、新しい事業が拡大できて大変ホッとしたというのが本音かもしれない」
現在、佐世保の事業所の従業員は約200人で、その9割以上が地元の出身。
2019年以降に新卒者15人を採用していて、離職者はゼロだということです。
「みなさん真面目で一生懸命というのは佐世保の風土かもしれない」
デジタルサービスによる自治体のサポート業務なども行っていく方針で、今後、新たに200人の雇用を見込んでいます。