警察は監禁・傷害容疑で逮捕した20歳の男について、事件当時は19歳だったにも関わらず、誤って実名で報道機関に発表しました。

内部での確認が不十分だったことが原因で、その後、匿名に訂正しました。

誤って実名発表されたのは、監禁・傷害容疑で逮捕された時津町の20歳の男です。

男は去年12月、長崎市の10代の男性を車で連れ去り、殴る、蹴るの暴行を加えて、顔などにケガをさせた疑いです。

警察は26日に男を逮捕し、報道機関に実名で発表しましたが、約30分後、当時は19歳だったとして匿名に訂正しました。

警察によりますと、20歳未満の容疑者については、名前や住所など個人が推定できる情報を出してはならないとする規定がありますが、逮捕した浦上警察署、県警本部ともに確認を怠っていたということです。

警察は「年齢などの確認を徹底し、再発防止を図る」としています。